SESエンジニアは短期間で案件を変えても良い

残念ながら案件に当たり外れはあります。

外れを引いたとき、すぐに別の案件へ移っても良いのでしょうか?

短期間で案件を変えた経験のある僕が、こちらの疑問にお答えします。
※本記事では「半年未満」を短期間としています

短期間で案件を変えても良い3つの理由

まず結論ですが、短期間で案件を変えても大丈夫です。

理由を3つ紹介します。

①今後の案件探しに苦労するほどの影響は無い

「短期間で案件を変えると、経歴に傷がつく」という意見があります。

しかし心配は不要です。

注意点(※後述します)を抑えていれば、今後の案件探しに苦労するほどの影響は無いです。

僕は4ヶ月で案件を変えた過去がありますが、その経歴により案件探しで困ったことはありません。

面談時に悪い反応をされたことも無いです。

②微妙な案件に長期間参画しても、スキルを身に付けづらい

微妙な案件とは、単調作業ばかりで自己成長に繋がらない案件です。

このような案件に長期間参画しても、期間に見合ったスキルが身に付かないです。

過去に僕が案件を変えた理由も「成長できなそう」でした。

案件変更により、その後はスキルアップに繋がる経験を積むことができました。

③SESエンジニアには案件を選ぶ権利がある

お金をもらっている側なので、「参画させてもらっている。自分のほうが立場が下」と思うかもしれないですが、SESエンジニアにも案件を選ぶ権利があります。

そして「選んだ案件に長期間参画しなければならない」というルールは無いです。

現在の案件に不満があり、解消される見込みが無いのであれば、無理に我慢せず「案件を選ぶ権利」を使いましょう。

短期間で案件を変える際の注意点

短期間で案件を変える際の注意点も3つあります。

すべて今後の案件探しに悪影響を与えないために重要なことです。

①やるべきことはやる

「やるべきこと」とは、「それなら短期間で変えても仕方ないね、と思われること」です。

例えば僕が短期間で案件を変えた際は、事前にエージェント含めて現場と相談しました。

相談した結果、状況が改善される見込みが無かったため案件を変えました。

相談無しだった場合、「短期間で案件変更した経緯を伝えた際の印象」が悪くなることは、想像できると思います。

短期間で案件を変えるときは「周囲の人が納得できる理由」がある状態にしましょう。

②できれば3ヶ月は参画する

できれば(※)3ヶ月は参画しましょう。
※人間関係がひどい等で精神的につらい場合は除く。精神的につらいときは自分を最優先しましょう。

1ヶ月は短いです。

「1ヶ月で判断するのは早くない?」と、マイナスに捉えられる可能性があります。

また最初の1ヶ月は環境に慣れていないこともあり、「この現場でやっていけるかな」と不安を感じてしまいがちです。

参画直後に「案件変えたいな」と思っても、なるべく3ヶ月は継続しましょう。

③短期間の案件変更を繰り返さない

短期間の案件変更を繰り返し行うのは要注意です。

それぞれ納得の行く理由があっても「本当かな?」と思われてしまいます。

相手の先入観で損をしないためにも、短期間の案件変更は少なめにしましょう。

さいごに

「この案件に参画し続けてもスキルアップしなそう」

「でも短期間で抜けたら経歴に傷がついて、今後の案件探しに影響するかなぁ」

まさしく僕がこのような悩みを持っていました。

しかし短期間で案件を変えても、想像していた悪影響は無く、なおかつ成長できる環境に身を置くことができています。

「短期間で案件を変えて良かった」と思っています。

本記事が「短期間で案件を変えるか悩んでいる人」の参考になると嬉しいです。

それでは!