「フリーランスエンジニアはやめとけ」
フリーランスエンジニアになるか迷っているとき、この言葉が不安を煽ってきます。
しかし心配する必要はありません。
現役フリーランスエンジニアの僕が、その理由を解説します。
「フリーランスエンジニアはやめとけ」に悩まなくて良い3つの理由
理由は以下です。
- 断るのが面倒なほど案件はある
- フリーランスでも成長できる
- フリーランスでうまくいかなかったら、正社員に戻れば良いだけ
順番に説明します。
①断るのが面倒なほど案件はある
「案件が途切れる可能性があるため、フリーランスは収入が不安定」と言われます。
しかしその心配は不要です。
断るのが面倒なほど案件はあります。
実際に僕が案件を探したときは、2週間で30件以上の案件をエージェントから紹介されました。
ちなみに僕が提示した希望条件はこちらです。
- Springを使用しているプロジェクト
- フルリモート希望。だけど週1回出社の案件も紹介してほしい
- 東京23区内であれば、どこでもOK。リモート前提のため。
- 開発手法にこだわり無し
- 人間関係の良い現場だったら嬉しいなぁ
当時は案件が少ないと思っていたので、希望条件を緩くしていました。
続いて当時の経歴は以下です。
- 実務経験3年。テスターの期間を除くと2年半
- 詳細設計以降のみ経験あり
- メイン言語はJava
- リーダー経験・マネジメント経験なし
ご覧の通り特別なスキル・経験はありません。
しかし僕のように目立った経歴が無くても、案件は豊富にあります。
②フリーランスでも成長できる
「フリーランスはやめとけ」の理由として
「フリーランスはスキルの切り売りであり、成長できない」とも言われています。
しかしこちらも心配する必要は無いです。
フリーランスになっても成長します。
例えば僕は、フリーランスになってから初めて以下を経験しました。
- 基本設計
- Kotlinを使用した開発
- 設計からリリースまでの工数見積もり
フリーランスになってからも日々成長を実感しています。
③フリーランスでうまくいかなかったら、正社員に戻れば良いだけ
「あれ?フリーランスって微妙だな」と思ったら、正社員に戻れば良いだけです。
「フリーランスから正社員に戻ってはいけない」というルールはありません。
僕自身、正社員へ戻ることを将来の選択肢に入れています。
「今後もずっとフリーランスでやっていけそう」という実感を、30代のうちに得られなければ正社員へ戻ろうと考えています。
「正社員へ戻る」という切り札があることを覚えておきましょう。
そもそも、なぜ「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言われているのか
「フリーランスエンジニアはやめとけ」というタイトルの記事が、ネット上に多くあります。
なぜでしょうか?
検索数が多いので、アクセス数を稼ぎたい人が「フリーランスエンジニアはやめとけ」の記事を書きます。
しかし面白いことに、ほとんどの記事が最後にフリーランスエージェントを紹介しています。
検索結果の上位5つしか確認していませんが、すべてエージェント紹介をしていました。
「フリーランスは営業が大変だからやめとけ→でもエージェントを活用すれば解決するよ」の流れです。
これらのサイトを批判したいわけではありません。
以下の背景を知ってほしいだけです。
「フリーランスエンジニアはやめとけ」の記事が大量にあっても、心配しなくて大丈夫です。
さいごに
「悩まなくて良い」と断言している僕ですが、僕自身もフリーランスになる前はめちゃくちゃ悩みました。
まさしく「フリーランスエンジニアはやめとけ」の記事を見て、不安になっていました。
しかし実際にフリーランスになってみて、「やめとけ」と言われる理由が当てはまらないことを体感しています。
そして現在は「フリーランスになって良かった」と本当に思っています。
本記事がフリーランスになるか迷っている人の参考になれば嬉しいです。
それでは!