『移動する人はうまくいく』を読んだので感想を書きます。
要約
移動するとは、新しい環境へ行くこと。
新しい環境に適応するためには努力が必要である。
新しい環境では、過去の常識や考えが通用しないこともある。
なので、移動さえしてしまえば無意識(強制的)に能力が鍛えられたり、考え方がアップデートされる。
人は過去と整合性を取ろうとするから変われない。
自分の過去を知っている人がいない場所へ移動すれば、過去の影響を受けない。
高校デビューのように、新しい場所へ行くたびにキャラを変えられ、人生を変えられる。
そのためには気軽に移動できる状態にしておきたい。
気軽に移動できる状態にするには、「選択肢を増やす」行動を取ること。
選択肢を増やすには、知識と経験をアップデートし続けるしかない。
具体的には「やったことがないこと」に取り組み続ける。
不安を感じることもあるが、「身体が熱くなったから体温調整のために汗をかく」のと同じように、脳の機能が正常に動作しているだけ。
感想
かなり極端な主張をする印象であり、ところどころ「本当??」と思う箇所がありましたが、「移動する人はうまくいく」というロジックについては納得できる内容でした。
自分は地方移住を検討しつつ、なかなか行動に移せていません。
その理由は、現在はフルリモート案件で働けていますが、今後もフルリモート案件を取り続けられるか分からないためです。
本書を読んで思い切って移住するのもありかな、と思いました。
本書によると、移動することで「サバイバル能力」が身に付きます。
なので、先に移住してしまえばサバイバル能力が覚醒し、フルリモート案件を何が何でも取り続けるために自分が「勝手に頑張る」状態が生まれると期待。
移住しちゃうかー