フリーランスエンジニア向けエージェントの情報ってアフィリエイトばっかり。
アフィリエイト抜きで、実際に利用した感想を知りたい。
「元・人材会社のエージェント、現役フリーランスエンジニア」である僕が、このような悩みにお答えします。
実際に利用した感想をアフィリエイト抜きで紹介します。
各エージェントの面談を受けた感想
利用したエージェントは以下の6社です。
- フリーランスのミカタ
- グラントホープ
- テックビズ
- フリエン
- ビズリンク
- レバテック
順番に感想を書きます。
①フリーランスのミカタ
THE・苦手な営業マンでした。
「この案件どうですか?」
ではなく
「この案件から面談希望きてるので、面談できる日を教えてください」
という進め方だったからです。
「まずは応募意思を聞くべきでは?」と思いました。
強引な進め方が嫌だったので
「他社でもっと高単価な案件を紹介してもらってるのでお断りで」
と伝えると
「この案件もその単価出せますよ」とのこと。
じゃあ最初に提示してた低単価は何なのか、、、?
マージンを多く取りたいのは分かりますが、もう少し上手くやってほしいです。
ちなみに「案件決まったので、今後は紹介不要です」という旨のメールに対して、返信がなかったのはこのエージェントだけでした。
おすすめできないです。
②グラントホープ
担当者の印象はめちゃくちゃ良かったです。
しかし残念ながら、こちらもおすすめできないです。
理由は以下の3つです。
1. 強みが怪しい
「フリーランスでも社会保険に加入できるサービスと提携していること」を強みとして話していました。
たしかに魅力的だったので面談後に自分で調べてみると、「脱法である」などの気になる意見が多数ありました。
※「合法であることを弁護士に確認済み」などの肯定的な意見もあり。
わりとグレーなサービスを強みにしている点が気になりました。
2. 複数の営業から案件紹介
複数の営業が参加しているLINEグループにて、案件紹介を受けます。
案件を断る際には理由も伝えているのですが、過去に断った条件に近い案件が何度も紹介されます。
メッセージが多く追いきれないのも分かりますが、何度もお断りするのも良い気分じゃないので改善されると嬉しいです。
3. 経歴詐称の提案
こちらが最大の理由です。
諸事情で経歴書に数か月のブランク期間がありました。
すると、「書類選考で不利になるから、ブランク期間を短くしないか?」と提案されました。
経歴を少し盛る程度なら許容できますが、期間を変えるのはさすがにアウトです。
③テックビズ
「この人、信頼しても大丈夫だろうか。。。」
というのが面談時の第一印象でした。
理由は以下です。
- 希望条件のヒアリングや会社説明が少しぎこちない
- メモがPCではなく、まさかの手書き(令和やぞ)
- 手書きなので、記入待ちの沈黙時間が度々生まれる
- 言葉遣いがフランクすぎる(「マジっすか」とか平気で使う)
しかし不思議なことに、こちらのエージェントにお世話になることを決めました(理由は後述します)
④フリエン
ゴリゴリ営業です。ゴリラです。
最初の面談は非常に丁寧でしたが、悪く言えばマニュアル感強めで退屈に感じました。
面談後は複数の営業マンから大量の案件紹介を受けます。
これがなかなかのゴリっぷりで、基本はサイト上で応募可否を回答していくはずなのですが、、、
ある日は留守電に
「ご都合の良い時に折り返しをお願いします。失礼します」
とだけ入っていました。
用件が分からない(そういう戦略?)ので折り返したら、ただの意向確認でした。
ほかにも
- サイト上ですでに断っているのに、電話で「この案件どうですか?」と聞いてくる
- 過去に断っている案件をサイト上に再度載せてくる
- しつこく応募意思確認の連絡がくるので断りの連絡をしたら、それに対する返信がない(失礼じゃない?)
など、気になる点が多数でした。
残念ながらフリエンもおすすめ出来ないです。
ちなみに案件数は6社の中で1,2番でした(フリエンとレバテックが多かったです)
⑤ビズリンク
とにかく営業の人が大変そうな印象でした。
理由は以下です。
- 22時以降にメールの返信がくる
- 電話越しに他の営業の声が複数聞こえる
- 面談開始時間が急遽30分遅れになる
コロナ禍(2022年11月頃)でも出社ありで、なおかつ仕事量が多い会社なのかなぁ、と思いました。
面談と案件紹介は同じ担当で対応がすごく良かったです。
しかし業務に忙殺されているのか返信遅めでした。
忙しさを理由に雑な対応をされると困るので、残念ながらビズリンクもおすすめできません。
⑥レバテック
めちゃくちゃ良かったです。
レバテックかテックビズで最後まで悩みました。
良かった理由は3つあります。
1. 営業の質が高い
ただ案件紹介・日程調整をするだけのエージェントとは違い
現在の状況(他社の選考状況、面談済み企業への回答期日等)を考慮した上で、今後どのように活動すれば良いかなどを提案してくれました。
2. 案件が多い
フリエンとレバテックの紹介案件数が6社の中で特に多かったです。
3. 案件情報に商流が記載されている
商流って気になりますよね。
レバテックは案件情報に商流も記載されています。
「多重下請けでかなり中抜きされているのでは?」と疑問を持たずに参画できるので、嬉しい情報です。
現在はどこのエージェントを利用しているか?
現在はテックビズにお世話になっています。
決め手は「この人、ウソをつかなそう」です。
というより「ウソをつけるほど器用な人じゃない」という表現のほうが正しいかも。
めちゃくちゃ失礼ですが、担当者は優秀な営業マンではないと思っています。
聞き上手でもなく
話し上手でもなく
おまけにブラインドタッチができず、メモは手書き、、、
ちなみにレバテックの担当者は優秀すぎました。
おそらくレバテックの人なら「しょぼい案件を魅力的に提案して応募に繋げる」ことも出来ると思います。
企業との交渉時は非常に心強いですが、自分にその営業力が向けられると脅威です。
まとめ
6社の感想まとめです。
→営業都合で話を進めようとする。無し
②グラントホープ
→グレーな提案してくる。無し
③テックビズ
→担当者がウソをつかなそう。有り
④フリエン
→ゴリラ。無し
⑤ビズリンク
→営業が過労。無し
⑥レバテック
→諸刃の剣。無し。
最終的には「担当者がウソをつかなそう」という理由で、エージェントを決めてしまいました。
まったく合理的ではないです。
でも、それでいいかなと思っています。
エンジニアとエージェントの関係とはいえ、人と人の付き合いだからです。
たまにはええこと言うやん
本記事が「どのエージェントを利用するか悩んでいる人」の参考になれば嬉しいです。
それでは!