【合格して3年経ちました】Java Goldを取得する意味はあるか?

Java Goldを受験しようか悩んでいるんだけど、取得する必要あるかな?

 

Java Goldを取得している僕が、このような疑問にお答えします。

Java Goldを取得する意味ってあるの?

まず結論ですが、不要です。

取得して損をすることは無いですが、たいして得をすることもないです。

Java Goldが不要な理由

理由は2つあります。

①面談時のアピールポイントにならない

「たいしたアピールポイントにならないこと」を身をもって経験しています。

スキルシートに堂々と「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8」と記載していますが、面談時に話題になったことが1度も無いです。

ちなみにほかに目立つ資格を持っているわけではなく、資格欄に記載しているのはJava Goldのみです。

参画先企業との面談時だけでなく、エージェント(6社と面談しました)もすべてノーコメントでした。

②必要な知識は実務で身に付く

必要な知識は現場で身に付けられます。

「Java Goldの受験を検討するぐらい熱量のある人」であれば問題ないです。

他人が書いているコードを見て

  • このメソッド見たこと無いな
  • こういう書き方もあるんだ
  • これどうなってんの??

などの疑問や発見が出てくることがあると思います。

その疑問を放置せずに、「これは何だろう?調べてみよう」と思う好奇心があれば大丈夫です。

ちなみに僕がStream APIを使えるようになったのは実務で他人のコードを見てからでした。

  • 書かれているコードの気になる部分をググる
  • 実際に動かしてみる
  • 一部をイジって動かしてみる

実務中にこのような過程を経ることで、ようやく「使える知識」となりました。

実務で必要なスキルは身に付くので、無理に資格を取らなくても大丈夫です。

Java Goldの取得をおすすめできる人

不要な理由は分かったけど、「こんな人にはおすすめ」とか無いの?

3つあるので、順番に紹介します。

①実務で学べる環境にいない人

先ほど「必要な知識は実務で学べる」と書きましたが、そもそも実務から学べない環境にいる人もいるかと思います。

実務から学べない環境とは、例えば以下のような案件です。

  • 使用している技術が古い
  • 担当作業がテストのみ
  • お手本となる人がいない

実務から学べないなら仕方ないので、Java Goldの学習で知識を学ぶのも良いと思います。

②目標が無いと、やる気が出ない人

僕もこのタイプで、何をするにしても目標を求めがちです。

目標が無いと、なかなかやる気が出ない。

僕のような人には「Java Gold合格」が丁度良い目標になってくれるので、取得を目指すのが効果的だと思います。

③社内評価を上げたい人

面談時のアピール材料にならなくても、社内アピールには繋がります。

スキルの証明にならなくても、やる気の証明にはなります。

なぜならJava Goldの取得はそこそこ大変だからです(後述します)

余談:Java Goldを受験した感想

率直に言ってかなり難しかったです。

試験中「あ、落ちるかも」と真剣に思っていました。

結果は何とか合格でしたが、正答率70%ぐらいで非常に危なかったです。

特に「過去問と同じ問題を平気で出題してくるJava Silver」と同じ感覚で受験すると痛い目を見ます。

僕は見事にJava Silver感覚だったので黒本のみで対策してましたが、紫本でも対策すべきでした。

「黒本の知識で2択までは絞れるけど、どっちが正解か自信を持って答えられない、、、」という問題が複数出てきたからです。

もし受験をされる方は黒本+紫本で学習されることをおすすめします。

まとめ

実際に受験してみて難易度を知っているからこそ、「Java Goldを取得するメリットや意味が欲しい!」という気持ちはあります。

しかし残念ながら労力に見合うほどのリターンを3年間感じられなかったので、「別に取らなくていい」という結論になりました。

本記事が「Java Goldを受験しようか悩んでいる人」の参考になると嬉しいです。

それでは!